目次
明日葉の名前の由来
明日葉は、“今日摘んでも、明日にはまた芽を出す”ほど生命力が強いことが名前の由来だと言われています。
そのたくましい名前の通り、栄養価の高さでも注目されている野菜です。
クセのある味わいが特徴ですが、味噌汁にするとまろやかになり、ぐっと食べやすく。
今回は、そんな明日葉の魅力や、味噌汁に使うときのポイントをご紹介します。
明日葉の主な栄養素
明日葉は、緑黄色野菜ですが、その栄養価も優秀です。
- βカロテン:粘膜や肌の健康をサポート
- ビタミンC・E:抗酸化、紫外線や酸化から身体を守ります。
- カリウム:余分な塩分の排出を助け、むくみ予防に
- 食物繊維:腸内環境を整える
また、明日葉にはポリフェノールなども含まれています。
明日葉を味噌汁に使うときのポイント
そのまま調理すると、やや苦みやクセが気になることがあります。
味噌汁に入れる際には、下ゆでしましょう。
①下ゆでしてから使う
さっと熱湯で1〜2分ほどゆでると、苦みがやわらぎ、色もきれいに。ゆでたあとに冷水にとって軽くしぼり、食べやすい大きさに切っておきましょう。
②最後に入れる
加熱しすぎると食感が損なわれやすいので、味噌を溶かしたあとに加えるのがベスト。すでにゆでてあるので、温まればOKです。
③他の具材と上手に組み合わせる
豆腐や油揚げと合わせると、味わいがまろやかになります。
また、じゃがいもや卵と組み合わせることで、食べごたえが出てバランスも◎
明日葉の存在感が強いので、他の具材はシンプルなものがおすすめです。
アレンジレシピ
- ごまやかつお節、魚粉を加えて風味をプラス
- 白味噌や合わせ味噌でまろやかに仕上げる
- ほんの少しのごま油や生姜でクセを和らげる
この他、豆乳やバターを入れるのもおすすめです。薬味やコクの強い食材と組み合わせることで、明日葉の苦みをやわらぎ、食べやすくなります。
明日葉は、栄養価が高く味噌汁との相性も良い食材です。旬の時期にぜひ挑戦してみてください。
コメント