味噌汁といえば、野菜や豆腐が定番ですが、そこに肉団子や魚のつみれを加えると、グッと栄養価がアップし、一杯で満足感のある主菜級の味噌汁に仕上がります。
実際に、恵比寿みそ汁でも、たっぷりのお野菜に肉団子(or魚のつみれ)が入った豪快お味噌汁を提供させていただいておりますが、今回はお味噌汁につみれを入れることの魅力について解説していきたいと思います。
お味噌汁につみれ・肉団子を入れるメリット

① 良質なたんぱく質を補うことができる。
肉団子や魚のつみれを入れる最大のメリットは、たんぱく質をしっかり補えることです。
鶏ひき肉や豚ひき肉の団子は、消化がよく、吸収率の高いたんぱく源
魚のつみれは、タンパク質や、良質な脂質であるDHA・EPAなどを補うことができます。
たんぱく質は、筋肉・血液・肌・ホルモンの材料にもなる大切な栄養素。
味噌や豆腐からも少し摂れますが、肉団子、お魚つみれを加えることで、これらお由来の栄養素をプラスでき、栄養バランスが良くなります。
② 鉄分やビタミンB群も補える
肉や魚には、たんぱく質以外にも次のような栄養が豊富に含まれています。
鉄分:赤身のお肉や魚類、いわしのつみれに多く含まれています。貧血予防にもおすすめ。
ビタミンB1・B6・B12:代謝をサポートし、疲れにくい体づくりに役立地ます。
亜鉛:免疫力維持や代謝のサポートになります。
野菜だけの味噌汁では不足しやすいこれらの栄養を、手軽にプラスできることが魅力です。
③ うま味がプラスされ、だし代わりにもなる
団子類は、煮込むことで肉や魚のうま味がスープに溶け出すので、味に深みが出ます。
魚のつみれは特に、煮込むだけで魚介のだしが効いたような風味になるのが特徴です。
味噌との相性もよく、自然なうま味のきいた具沢山スープに。
④ 野菜との相性も抜群で、栄養バランスがとりやすい
肉団子や魚のつみれを入れることで、野菜とたんぱく質を一緒に摂れる“一汁一菜”スタイルが完成します。
旬の野菜を組みわせることで、季節を感じつつバランスよく栄養素を補うことができます。
⑤献立を考える手間をカット
味噌汁を具沢山にして、肉団子や魚のつみれを入れるだけなので、主菜に副菜にと色んなおかずを作ったり、献立を組み立てる必要がなく、調理も1杯の味噌汁とご飯を食べるだけで食べ応えがあります。旬の野菜とお肉orお魚を加えるだけで良いだけなので、料理のことを色々と考えるのが面倒な時などは、大変便利です。
まとめ

味噌汁に団子を入れることで、タンパク質、ミネラル類、ビタミン類などを補うことができ、旨みをプラスすることができます。
また、メニューや調理の時間を大幅カットできるので、忙しい現代人におすすめの健康的お食事方法です。
忙しい時にお家で実践しつつ、ぜひ、一度お店の本格的な具沢山お味噌汁もご堪能いただけたらと思います。
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