身体あたたまる酒粕の味噌汁

寒い冬は、身体のあたたまる食べ物や飲み物を選んで、乗り切りましょう。
その中でも、今回おすすめしたいポカポカ食材は「酒粕」です。
酒粕というと、初詣などで振る舞われる甘酒というイメージがあるかも知れません。麹の香りがフワッと広がり、どこか懐かしいような風味です。
そんな酒粕ですが、実は多くの栄養素を含むヘルシー食材の一つなのです。
今回は、この素晴らしい食材「酒粕」について紐解いていきたいと思います。

目次

酒粕とは?

酒粕は、酒を搾り取った後に残る固形物のことで、その形状はバラ粕と板粕に分けることができます。

調理方法としては、粕汁や粕漬け、鍋もの、お菓子など多岐に渡ります。
アルコール分6%を含むため、アルコールが苦手な方や、妊娠中の方、お子さん、運転前の方などは注意が必要です。
酒粕のアルコール分は、加熱をすることで減らすことはできますが、完全に0%にすることは難しいため、上記に当てはまる方はご注意ください。

参考:酒粕について知る 月桂冠

酒粕に含まれる栄養素

酒粕には、でんぷんやタンパク質、食物繊維、発酵中にタンパク質が分解してできたアミノ酸、ビタミン類、酵母などか含まれています。
例えば、食物繊維は酒粕100g中に約5gも含まれており、また「造血のビタミン」とも呼ばれている葉酸も170㎍含まれているため、日々の健康づくりに活用したいものです。

さらに、この搾りかすである繊維質の中にはレジスタントスターチやレジスタントプロテインには、さまざまな健康効果があると近年研究されています。

レジスタントプロテイン

酒粕には、食物繊維の他に難消化性のタンパク質も含まれており、食物繊維のような生理機能を有することからレジスタントプロテインと呼ばれています。日本酒製造において、分解されずに残った麹や米の残渣ですので、その中にレジスタントプロテインが含まれています。
このレジスタントプロテインは、血圧降下や抗コレステロールなどのさまざまな健康効果が報告されています。

参考:酒粕の機能特性とそれを活かした商品開発

参考:食品成分表データベース

酒粕の活用法

酒粕を日々とりいれるためには、お湯に溶かして砂糖で甘く仕上げた酒粕甘酒にして、飲む方法だけでなく、魚やお肉を漬けて粕漬けにして食べる方法、また汁物や鍋に入れる方法、焼き菓子の中に入れる方法などあります。

酒粕の風味が好きな甘党の方に特におすすめなのが「酒粕トリュフ」です。酒粕を少し水で伸ばし、練ったものを火にかけ加熱し、砂糖と茹でたサツマイモを加えて丸く成型し、ココアをかけるだけで作れます。中にナッツなどを加えても良質の脂肪やミネラル類をプラスでき、香ばしさもアップします。ちょっとした罪悪感フリーのおやつとしても便利です。
この他、酒粕甘酒の香りが苦手な方は、この中に豆乳とココアを入れて酒粕ココアにしても美味しくいただけます。
簡単に作れるので、ぜひお試しください。

このような酒粕スイーツも活用しつつ、日々の料理には最も活用しやすい味噌汁で取り入れるというのはいかがでしょうか。次に酒粕の入った味噌汁の作り方をご紹介します。

酒粕味噌汁のレシピ

  • 酒粕
  • 生姜
  • 青菜
  • 人参
  • 大根
  • うす揚げ
  • きのこ
  • 味噌
  • だし汁

鍋にだし汁を入れて、酒粕とすりおろした生姜を入れて火を入れます。
次に大根や人参、きのこなど火の通りにくい野菜を入れて煮込みます。
最後にうす揚げと青菜を加えたら、味噌を加えて完成です。

酒粕の量はお好みで調整してみてください。

まとめ

  • 酒粕にはビタミンやミネラルや食物繊維など嬉しい栄養素がたくさん含まれています。
  • 酒粕を取り入れる方法はいろいろとありますが、手軽なのは毎日のお味噌汁に入れることです。
  • ただし、アルコール分は微量に残っているので、アルコールが苦手な方などは注意してください。
  • 酒粕を上手に取り入れて、栄養素を補い身体をあたため、寒い冬を乗り切りましょう。
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