郷土料理では、地域の特産品や、旬の食材を取り入れた様々な汁物があります。今日はその中でも主に九州地方で親しまれてきた、だんご汁とその作り方や栄養素についてご紹介します。
だんご汁とは

参考:農林水産省(だんご汁)
小麦粉を水に溶かして、薄く帯状にしたものを野菜や味噌と煮込んで食べる汁物の1つで、主に九州地方(特に大分県)などで昔から食されてきた郷土料理です。
大分の内陸部では、稲作に適さない地域も多く、そのため穀物を粉末にした粉食文化が盛んだったと言われています。そのため、小麦粉を練って薄く伸ばした団子を味噌汁に入れただんご汁は、家庭によって作り方の様々なソウルフードとして親しまれてきました。
熊本でも、小麦粉やだんご粉をだんご状にしてちぎったものを汁の中に入れて作る「だご汁」もあります。九州の私の実家でもよく冬になり根菜が美味しい季節になると、このだご汁を作って身体を温めていました。子供でも簡単に作れるので小学生の頃は自分で団子を練って、だご汁を作っていた覚えがあります。
モチモチとした食感の団子が楽しくて、子供としても、宝探しのような気持ちになりました。
だんご汁に含まれる栄養素
だんご汁には、小麦粉から作られただんご、根菜などを中心として旬の野菜、だし汁(椎茸出汁などが主流)などがたっぷり入っていますが、季節や家庭などによってその具材のバリエーションは様々です。
例えば、ごぼうや人参、大根、干し椎茸、小麦で作っただんごが入っている場合には
- 炭水化物
- 食物繊維
- βカロテンやカリウム
- ビタミンD
などを補うことができます。
団子汁の作り方

- 小麦粉
- 水
- 大根
- 人参
- ごぼう
- れんこん
- 味噌
- だし汁
- 小葱
具材は好みに応じて、野菜をプラスしてみてください。豚肉や鶏肉を入れても出汁が出て美味しいです。
①だんごを作る
小麦粉(米粉)を練って、手に粉がつかなくなるまでまとまってきたら、1時間ほど寝かせる。
②具材をカットする
食材を一口サイズにカットし、出汁を準備する
③加熱する
出汁を温め、根菜類を入れて加熱し、煮立ってきたところでだんご(薄くのばしたり、ちぎったり)を鍋に入れて加熱する。
④味噌を入れて味をととのえる
煮立ったところで、味噌を加えて味をととのえ、ネギをちらす。
まとめ
団子汁は、小麦粉や米粉で作った団子をちぎったり、棒状に伸ばして汁の中に入れる九州の郷土料理です。
根菜類やでんぷんなどが入っているので、食物繊維やビタミン、ミネラルが入っています。
具沢山の食材と温かい味噌汁で、身体をポカポカ温めましょう。
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